三年書いて、一円にもなっていませんでした

ち橋本ちひろ(はしもと ちひろ)

読まれていなかったわけではありません。感想ももらいましたし、続きを待っていると言ってくれる人もいました。それでも収入はゼロでした。

理由は単純で、お金になる出口を一つも置いていなかったからです。書いて、読まれて、そこで終わっていました。

「まだ実力が足りないから」と思っていました。でも違いました。置いていないものは、どれだけうまく書いても発生しません。

売り込みが嫌だった

出口を置かなかったのは、売り込みたくなかったからです。せっかく読みに来てくれた人に、商品を勧めるのが申し訳なく思えました。

変わったのは、相手がお金を払わなくても成立する紹介があると知ってからです。無料のものを案内して、受け取ってもらえたら紹介した側に報酬が入る。この形なら、読者に負担をかけずに済みます。

売り込みが嫌なのではなくて、相手に払わせるのが嫌だったのだと、そのとき気づきました。

いまやっていること

書き方は前とほとんど変えていません。変えたのは、最後に一行を置くようになったことだけです。

それと、読んでくれた人のアドレスを預かるようにしました。次に書いたものが確実に届きます。以前は、書くたびに毎回ゼロから読者を探していたことになります。